キッチン床下収納には何を入れるのが正解？絶対に入れない方がいい物も解説

キッチンに床下収納があると、とても便利に感じますよね。

ただ、実際にどんな物を入れて良いのか迷う方も多いものです。

食材を入れても大丈夫？入れてはいけないものは？100均グッズで整理できる？など、疑問は意外と尽きません。

そこで今回は、キッチン床下収納に何を入れるべきか、そして入れてはいけないものや注意点まで、初心者の方でもわかりやすく整理してご紹介します。

床下収納が「気持ち悪い」「危険？」と感じてきた方も、仕組みを知れば安心して使えるはずです。

キッチンがスッキリ片付き、作業効率もグッと上がる収納方法を一緒に見ていきましょう。

キッチンの床下収納には何を入れると良い？

入れてはいけないもの

床下収納は一見便利ですが、湿気と温度変化が大きい場所でもあります。

このため、以下のような物は入れない方が安全です。

• 小麦粉・砂糖など湿気を吸いやすい粉物
• 開封済みの調味料や乾物
• 要冷蔵・要冷凍品
• 金属工具など錆びやすいもの
• 紙製品

理由は明確で、床下は季節によって湿度が変化しやすく、カビや結露が発生しやすいためです。

食材を入れる場合は完全密閉容器が必須になります。

キッチン床下収納アイデア

ここで、床下収納に向いている物の特徴を整理します。

入れて良いものの例

• 箱買いした未開封のペットボトル飲料
• レトルト食品（未開封）
• キッチンの在庫ストック（缶詰・乾麺・未開封調味料）
• 使用頻度の低い調理器具
• ホットプレートや土鍋などかさばる物

ポイントは「密閉」「未開封」「湿気に強い」ものに限定することです。

また、以下のようなアイデアも人気です。

• ケースを使って“カテゴリーごと”に収納
• キャスター付きボックスで出し入れしやすく
• ラベル管理で家族でも分かりやすく

床下は深さがあるため、縦に積み重ねるのではなく、分類して並べるのが使いやすさのコツです。

床下収納 シンデレラフィット術

床下収納は広く見えて意外と“デッドスペースが生まれやすい場所”です。

そこで役立つのがシンデレラフィット収納。

おすすめは以下の組み合わせです。

• 100均のボックスを並べる
• 無印ポリプロピレンケースの深型
• キャスター台＋収納ボックス

これらを使うことで、物が散らばりにくく、取り出しやすい収納が作れます。

大きさが選べるストックケースは床下収納の幅に合わせやすく、缶詰やレトルト食品のストックにピッタリです。

床下収納が気持ち悪い・危険と感じる理由

床下収納に苦手意識がある方は少なくありません。不安の原因は主に次の2つです。

1. 虫がいそうで怖い
2. カビ臭さが残っている

対処法としては、以下を行うと安心です。

• 防虫シートの設置
• 定期的な換気（蓋を開けて乾燥させる）
• 収納ケースの底に湿気取りを置く

また、床下収納には電気・ガスの配管がある場合もあり、重量物を置くと危険なケースもあるため使用前に構造を確認しておくと安心です。

キッチン床下収納に米は入れて大丈夫？

床下収納に米を入れている家庭は多い

米の保管場所として床下収納を選ぶ家庭は一定数あります。

とくに夏場は常温のキッチンに置くと温度が上がりやすく、床下の方が比較的気温が安定しているためです。

しかし、そのまま袋のまま入れるのはNGです。

米を入れる場合の注意点

米は湿気に弱く、虫がつきやすい食品なので、以下の対策が必要です。

• 完全密閉の米びつ（プラスチック or ステンレス）に移す
• シリカゲルなどの乾燥剤を入れる
• 防虫米保管剤（市販のタンク用）を併用する
• 直置きせず、ケースに入れて管理

これらを行えば、床下収納でも安全に保管できます。

床下収納整理 100均でできるおすすめ術

100均は床下収納と相性抜群です。特に以下のアイテムが役立ちます。

• A4ファイルボックス（レトルト・乾麺）
• プラかご（缶詰・ストック）
• キャスター台（重い物の出し入れ用）
• 湿気取り剤（カビ対策）
• ラベルシール（家族でも分かりやすい）

収納ジャンルで分けると以下のようになります。

用途	おすすめ100均グッズ
食材ストック	ファイルボックス、プラケース
調理器具	深型ボックス
飲料ストック	キャスター台＋ボックス

100均だけでも十分に使いやすい床下収納が作れるのが魅力です。

床下収納に何入れてる？実例を紹介

SNSで多かった収納内容をまとめると、次のような傾向があります。

• レトルト食品・缶詰・乾麺
• 非常食・水のストック
• ホットプレートなどの調理家電
• キッチンペーパーのまとめ買い
• 調味料の未開封ストック

これらは湿度や温度の影響を受けにくく、床下収納に適した物と言えます。

キッチン床下収納 まとめ

• 床下収納には湿気と温度変化に強い物を入れるべき
• 開封済み食品や紙製品は不向き
• シンデレラフィット収納が使いやすい
• 防虫・カビ対策で床下収納は安全に使える
• 米は密閉容器に入れれば保管可能だ
• 100均グッズで手軽に整理できる
• ホットプレートなど大型器具も収納向きだ
• レトルト食品は床下に向いている
• 飲料ストックも温度変化に強く安心だ
• 未開封調味料の保管場所にも最適だ
• キャスター付きケースは出し入れが楽だ
• 湿気」とりでカビ対策を強化できる
• 家族でも分かりやすくラベル管理が有効だ
• 床下収納は“未開封”“密閉”“湿気に強い”が基本だ
• 定期的に乾燥させれば清潔に保てる

参考資料

• 食品保存・湿度・温度リスクに関する公式データ
  （出典：農林水産省「食品安全関係情報」）
  https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/
• 米の保存に最適な温度・湿度に関する公式データ
  （出典：農林水産省「お米の保存方法」）
  https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/kome/syohi/attach/pdf/index-5.pdf
• 住宅収納スペースの安全性・換気・湿度に関する建築基準情報
  （出典：国土交通省「住宅の品質確保促進法に基づく技術基準」）
  https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakuhouse_tk_000003.html